オルビス株式会社 初のコンセプトショップ「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」立ち上げ支援
オルビス株式会社 初のコンセプトショップ「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」立ち上げ支援
https://www.orbis.co.jp/skincarelounge/
コミュニケーション戦略
オルビスさま初のコンセプトショップ「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」が南青山にオープンしました。
ORBIS公式サイトをリブランディングとともにリニューアルを担当させていただいたのが2018年10月。
今回のコンセプトショップでも、コミュニケーション戦略からオルビスの皆さんと一緒に考える機会をいただきました。
Takramさんが全体のコンセプト設計を担っていらして、その議論を踏まえ、店舗でのデジタルはどのようなものがいいんだろう?
といった話から、あらためてオルビスさんがもってるタッチチャネルの整理、その中でコンセプトショップはどのような役割を果たして
どんなKPIをもち、そのために必要なデータや施策はどのようなものがあるのかといったようなことを議論していきました。
ブランドメッセージである「ここちを美しく」をもっとも体現できるコンセプトショップなので、抽象度の高い議論も大切にしつつ、
デジタルの位置づけを言語化していきました。その一方で、実装できるリアルな落とし所も探っていく。そんな作業をオルビスの皆さんとご一緒させていただきました。
こういったデジタルだけではないコミュニケーション設計のお話頂く機会は、まだまだ私たちにとっては少なくチャレンジな機会です。
スクリーンの世界を中心としたアウトプットがまだ多い私たちにリアルな場所を含めたコミュニケーションを考える切っ掛けをいただけたのはとてもありがたく、楽しい経験でした。
また、デジタル、インターネットがどんどんリアルに染み出していく中で、私たちがご支援できることも増えてきているなという実感を得ることもできました。
Webサイト
プロジェクトが進行していくなかで、Webサイトでは、デジタル周りを担当するオルビス中嶋さんと並走するPM支援からフロントエンド開発、ライティングなどを担当させていただきました。
TakramさんがWebサイトでもグランドデザインを担当されて、私たちは平行して必要コンテンツの調整、ライティング、システムを担当されているe-Agencyさんとの橋渡しやサイト設計などを進めていきました。
私たちはマーケティングと開発、フロントとバックエンドの狭間を埋めることを標榜していますが、Takramさんはじめとして、このプロジェクトで関わった皆さんからひとりがプロジェクト全体に関わりコミットしていく価値を改めて感じました。ひとりひとりに高い能力も求められますが、最後出来上がるもののディテールまでコンセプトワークを色濃く反映していくにはやはりとても有効だということを実感できるプロジェクトでした。
点をつないでいく
プロジェクト途中で新型コロナウイルスの影響が強まり、緊急事態宣言も出されるなど逆風も多くありました。Slackで私たちが直接かかわらないチャンネルをたまに眺めてみてもぎりぎりまで良いものをつくるのに真剣なやりとりが印象的でした。無事にオープン出来、私たちが関わっていない領域を含めて感慨深いものがありました。 オルビスの皆さんとはいろいろな部署のみなさんと多様な仕事をさせていただいています。それぞれは点のアウトプットも多いですが、どこを切り取ってもオルビスの「ここち」を体現できるユーザー体験を作っていけるように引き続き頑張っていきたいと思います。
関連ブログ
INIメンバーがコンセプトショップを体験!その様子を綴ったレポートです。
SKINCARE LOUNGE BY ORBIS 体験レポート
INIの担当業務
- コミュニケーション戦略
- プロジェクトマネジメント支援
- ライティング
- HTML・CSS、JavaScript開発
クライアント
オルビス株式会社
「ここちを美しく。」をブランドメッセージとし、広く知られる化粧品ブランド。
2018年の発売以来多数のベストコスメを受賞した『ORBIS U(オルビスユー)』シリーズ、
また、日本初の発売となった肌へのトクホとしても話題の飲むスキンケア『ORBIS DEFENCERA(オルビスディフェンセラ)』が注目を集めている。