INIは制作会社と事業会社の良いとこ取りである。入社3年目突入を機会に、2年間の気づきを振り返る
INIは制作会社と事業会社の良いとこ取りである
私は、今月11月で業界・INI入社3年目に入ったディレクターである。最近、日常の会話の中でふとINIは制作会社と事業会社の良いとこ取りであると思ったので書き留めてみたいと思う。
良いとこどりだと感じた経緯
自分の周りにいる社外のWeb業界20代後半の先輩たちは、いま事業会社に勤務しているひとが多い。(20代前半は、制作会社が多い。)
経歴を聞くと、制作会社から事業会社へ転職していまとのことだ。(この話を弊社代表の和田にしてみたところ、和田の年代になると、制作会社→事業会社→制作会社と戻るケースも増えてきてるという。)
なんで制作会社から事業会社に転職したか先輩に聞いてみた。
先輩いわく、「これまでガシガシ制作をやってきたが、今自分がやっていることは、ビジネスにどのような影響を与えているのだろうか。特に納品して終わるサイト制作の仕事だと、作ったらすぐまた別の案件に進み、その後どうなったかを知らない。知る機会がないではないか」と。
そういったことを続けていく中で、自分のしたことの影響を感じながら1つの案件をじっくりとじっくりとやってみたくなった」と思ったそう。それで制作会社から事業会社へ転職。他の先輩にも聞いてみたところ同じ理由がほぼだった。
それを聞いて自分の仕事を振り返ってみた時に、あれ?INIって制作会社と事業会社、どっちも経験しているのではないだろうか。それどころか、事業会社と制作会社の良いとこ取りしてるのではないか?と思った。
私がINIで行なっている業務と学んでるスキルについて、制作会社と事業会社の側面毎にまとめてみた
■制作会社的側面:多種多様な業種業界のWebサイトをコンサルから制作までガシガシやる
・客観的マーケティングスキル、制作スキルが身につく
■事業会社的側面:グロース支援(現在、デジタルマーケティング~Webサイト運用までが範囲)
・事業会社の仕組みを知れる
・クライアント事業のKPIを追う、実際に自分がしたことがどのくらいビジネスに影響を与えたのか実感が得やすい
・分析、提案、改善出来る機会が頻繁にある
・1つのサービスを追える。エンドユーザーの声が聞ける、生のリアクションが聞ける
・ABテスト、Web接客ツールで頻度が高いCVR改善機会がある
私は現在、どちらの側面も持ち、業務をしている。どちらも経験出来ているではないか。
やはり、いいとこ取りだった。それが出来ている自分と、それが出来る会社がINIであることに気がついたのだ。
現在INIのグロース支援では、デジタルマーケティングのプランニング、広告運用~Webサイト運用までが範囲で、とくにABテストやWeb接客ツールではダイレクトにエンドユーザーのレスポンスを感じることができ、自分の仮説がその場で結果が出て、改善率から売り上げ向上まで、数字として見られている。
「ディレクション能力+1の各人の強み」これがINIにいるプレイヤーの特長だ
現在、各人の強みとして、コンサルティング、UX、デザイン、IA、フロントエンド、バックエンド、グロースと様々な領域で強みを持ったプレイヤーがいる。
こんな話を他社の友人にすると、でもそれって、見方によっては、中途半端じゃ?ディレクターの会社で、どうやって各スキルを身につけるの?という疑問をもらったことがある。
答えは、制作現場を経た人間がディレクターのキャリアパスを経るからだ。
コンサルティングやUXは内製。内製でデザインや開発もするが、ボリュームが多い開発工程はパートナーと組むことが多い。そこで、発揮されるのがチームビルディング力。案件の中には、このチームビルディングとディレクションだけで受注しているものもある。これもディレクションスキルが高いからこそ出来るのである。
他にも気づいたINIの特長がいくつかあるので書き出してみる。
- オープンな文化
- やる気を認めてもらえる(と、思っている)
- 資産共有文化
- サポート体制すごい?逆に言えば過保護?失敗を経験する機会が少ない?
- 良い意味でも悪い意味でも自由
- 大きなサイトのリニューアルなどが多い
- 代理店経由じゃなくほぼ全部直接取引
- コンペしないで大手が取れる(ことも多そう)
- 案件を選べている(会社としての目標やアイデンティティに沿った仕事を選べてそう)
- クライアントに提案や相談が多い→サービス業
- 制作もできるのでクリエイティブ、システムディレクションもできる
- ISMS取得でセキュリティやマネジメント意識が高い
ざっと10分間で書き出しただけでもこんなにある。
まだ私は入社2年間とちょっとしか経っていないので、きっとこれから、もっと気づきは増えるだろう。
なんて楽しみなんだろう。
Web業界も、INIも、きっと、まだまだ入り口だ。
これからもっともっと面白いことが待っているんだろう。