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2008年07月06日

Webcreators8月号に寄稿しました []

WebCreators8月号のセオリーや考え方を実践に生かそう!WEBの完成度をもっと高める76の正攻法という特集に寄稿させていただきました。
私は「提案書の仮説・フレームワーク思想」という題目で書かせていただいてます。弊社リーダーの角は「サイト設計はつねに方針をもって行う」という題目を寄稿させていただきました。
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私の題目は本当は文章ではなくて図式か箇条書きでいかないとわかりにくいのですが、特集自体の構成が文章じゃないと成り立たないのでこんな形になりました。興味がある方はお手にとって見てください!ちなみに、箇条書きバージョンはこちら。

仮説を立てるということは、背景や現状から仮の結論を出すと言うこと。それを検証していくことが
仮説思考の基本だ。仮説思考をフレームワークとして利用していくことで、抜けもれを防ぎロジカルに
論旨を展開していくことができる。
幅広い場面で役立つが、提案書に即効性がある。


■仮説・フレームワーク思考に則ったWebサイトリニューアル提案書の章立て例
1:ヒアリング・現状分析
クライアントからのヒアリングを中心にプロジェクト背景や現状をまとめる

2:あるべき姿の仮説設定
1を踏まえWebサイトのあるべき姿を仮説設定する

3:外部・内部環境調査、分析
外部(マクロ/市場/競合)、内部(社内、対象サイト)の調査・分析を行い、仮説検証を行う

4:あるべき姿の策定
3を踏まえあるべき姿を明確化する

5:課題の抽出
あるべき姿と現状Webサイトのギャップを調査し、解決すべき課題を抽出する

6:課題の解決案
抽出した課題の解決策を課題に対して1対1の関係でまとめる

7:課題解決のマイルストーン、スケジュール
マイルストーン、優先順位をまとめる

例えば、アクセスログ分析やヒューリスティック評価を行う場合にも、漠然と行うのではなく、
「仮説を立てるため」または「仮説を検証するため」に実施することを意識することが大切。
上記はミニマムな例だが、まずは上記フレームワークを利用することで抜け漏れを防ぎ
ロジカルな提案書にすることが出来る。

//弊社角の記事はこちら
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投稿者: 和田嘉弘 投稿日時: 01:37